窓学展 窓からみえる世界

青山のスパイラルで行われている窓学展へ。

最近はパッシブデザインを検討することが多いので窓と聞くと性能は?と思考が向いてしまいますが、この展示はまた違った視点から。

長期連載されている漫画の中に描かれている窓の形状、あり方、場面を描く時の窓の効果などを分析比較したり。

そもそも日本の建築には窓がなく、柱と柱の間に取り付けられる壁、障子、襖などの柱間装置だったとのこと。

ホンマタカシさんの展示ではコルビジュエ設計のラ・トゥーレット修道院の宿坊部屋原寸が展示されていて、部屋自体をピンホールカメラにして窓から見える風景を露出させ撮影されたものがありつつ、原寸の窓からは青山の街並みが見えます。

いつもとは違う視点で見ることのできた「窓」。奥が深いですね。

レアンドロ・エルリッヒによる、窓にかかるはしごによるインスタレーション。ワイヤーなどは無し。

レアンドロ・エルリッヒによる、窓にかかるはしごによるインスタレーション。ワイヤーなどは無し。