なぜ、人は減り続けるのに、家は増え続けるのか?

23日土曜日に高知で行われた東洋大学理工学部建築学科の野澤教授による講演、パネルディスカッションを聞いてきました。

 

単に空き家と言っても分類があり、整理していくとなぜ活用できないのか様々な問題点が現れてきます。

持ち家政策の副作用や、相続放棄、相続者の多さ、家単体だけなくインフラを含めた面の問題など、肌感覚ではわかっていたことがやっぱりという納得感がありました。

戸建住宅における終活というキーワードもうまいなと。

高知でも元々田畑だったところを宅地として住宅建設が進んでいますが、この現象の行く末を考えると。。

 

人口が減ることのメリットを考えると一人当たりの土地が増えるので、敷地いっぱいに建っている住宅街は空き家の両側に家主に土地を買ってもらい、2コ1、3コ1にしていくという考え一人に一台車がある高知のライフスタイルにも合ってくると思います。

元々高知は平野が少なく、住宅を建てられる土地が少なかったので地価が高かったということなので、ゆるやかに地価も所得にあってくればと中心街の魅力も増えてくるかなと。

 

あと個人的には所有の不明となっている土地が多くあるということですが、そういう土地の固定資産税はどう徴収しているのでしょうか。。

こういう物語が始まりそうな路地が好きですね

こういう物語が始まりそうな路地が好きですね