潮風のキルト展

高知県黒潮町には建物がない美術館があります。

「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。」というキャッチコピーの砂浜美術館です。

一番有名なイベントは5月に行われる「Tシャツアート展」です。

今までタイミングが合わなくてTシャツアート展」には行ったことがないのですが、今回秋のイベントの一つである、「潮風のキルト展」にへ行ってきました。

キルトが潮風に吹かれ、ラッキョウの花が咲き誇り、松林には心地よい陽光が降り注ぐ。

移住者も多いそうで、多くの方がサーフィン目当てに移住するそうですが、その気持ちがわかるくらい気持ちよい砂浜でした。

次回は「Tシャツアート展」へ行かねばと思いました。

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相模原の家 Projectにアップしました

 

10月に引渡しをした相模原の家をHPにアップしました。

ちょっと寒くなってきた今の時期からより一層快適に過ごせる実感を得られていると思われます。

トラフ「inside out」@ギャラリー間

東京出張に絡めてギャラリー間で行われている、トラフの「inside out」へ。

様々なスケールの模型、モックアップがテーブルいっぱいに並べられており、その中を縦横無尽に鉄道模型が行き来する。鉄道模型からの映像が別会場にまとめられており、一通り模型を外から見た後にその内部に入ったように演出されている。建築やプロダクトの展示を見ているのではなく、一本の愉しいアニメーションを見ていたように感じました。

お時間ある方は是非行ってみてください。

相模原の家 換気システム

相模原の家ではパッシブデザインジャパンさんのPFJ換気「せせらぎ」を採用しました。

ダクトレスのシステムで70秒ごとに給気と排気が切り替えられます。

ファンの室外側に蓄熱エレメントがあり、内部熱ロスを減らすことができ、熱交換率最大93%となっています。

高断熱高気密の住宅において全熱交換器は当然ですが、一般的なロスナイではダクト配管が工事費としても大きくなり、また改修も大規模になりがちです。

改修をすることを考えても単純に外壁に穴を開けているだけの今回のシステムは単純明快で非常にメンテナンス性が良いです。

実はこれは数年前に実際に見たことがあり、ずっと使いたいと思っていたシステムなので、採用できて良かったです。

建築模型専門ミュージアム

2016年春にオープンした国内唯一の建築模型専門ミュージアム「建築倉庫」へ前回の東京出張中に行って来ました。

仕事柄模型は作りますし、展示等で色々見てきましたらが、これだけの量が一気に見えるのは面白いですね。

設計事務所毎に模型作りにもカラーがあり、見せどころを押さえています。

その中でも一番お!っと思ったのは下の写真の模型です。商業施設の模型ですが、設備配管まで模型で表現しています!3Dプリンター時代はここまでできるんだなと感嘆しました。

四国カルスト

先日四国カルストへ行って来ました。

高知県と愛媛県の県境に位置し、標高約1400m、東西に25km広がるカルスト台地です。

山口県の秋吉台、福岡県の平尾台とともに日本三大カルスト台地になっているそうです。

高知市中心街から車で約二時間で出会える景色は一見の価値ありです。

相模原の家 外壁について

相模原の家では無垢の杉板に塗装を施し、仕上げています。

無垢の杉板を採用した理由はこの物件が防火地域的に可能だったからできたという側面もありますが、

家を維持管理していくときに既成品ではなく、誰が見てもわかる杉材で作ることで

後々何があっても誰が見ても改修することが可能だという側面があります。

長期にわたって建物を維持管理する上で補修のしやすさは新築時の施工性よりも優先されると考えています。

個人的にはいつかは完全に分解可能な建築を作ってみたいと思っています。

PLATSは高知へ移転・移住しました。

8月よりPLATSは自分の生まれ故郷である高知へ移住しました。

東京の仕事もあるので、行ったり来たりをしながらですが高知にしっかりと根を張って仕事をしていこうと思っています。

またこれを機にカメラマンの妻をメンバーに加えて、写真撮影も業務として行っています。

後々はスタジオも欲しいのですが、まずはロケをメインの写真事業です。

相模原の家の竣工写真は妻の撮影です。(後日UP予定)

高知に戻って来たことで建築が中心ながらも視野を広く持って活動していければと思っています。