高知に戻って一年

大人になると一年が早いといいますが本当にあっという間に一年です。

月に一回程度の東京に行ったりして都会と地方のプチ二重生活が自分にはちょうどいいなと一年経って思っています。

まだまだ高知ではプロジェクトとして進むものは少ないながらも、様々な人と出会いこれからが楽しみです。

今はキャットタワーのデザインを考えたりしています(笑)

 

これからの自分がどう変化していくのか自分でも楽しみながら高知の二年目の夏を過ごして行きたいと思います。

仁淀川にてカヌー

仁淀川にてカヌー

堀部安嗣展 「建築の居場所」

先日の東京出張時にギャラリー間で開催されたいる堀部安嗣展の「建築の居場所」へ。

学生時代から堀部さんの建築が好きで建築雑誌に掲載された記事を片っ端から読み込んだのが懐かしいです。

私小説なような初期の作品から最近の作品まで多くの展示があり濃厚な時間になりました。

WORKSそれぞれの仕事 ~高知県若手陶芸家の作品展〜

今日は友人でもある堅田貴治さん、森山蘭子さんがグループで出展している若手陶芸家の作品展に行ってきました。

堅田さんの作品との出会いは東京にいるときに偶然イベントで作品を見て、「このバランスいいな〜」って思っていたら、高知の作家さんと知り、後々になって妹の高校時代の後輩ということがわかり、工房にも遊びに行かせて頂きました。今回のように展示となってみる作品群は一点一点を見る時とは異なり世界観が見えて楽しかったです。陶版どこかで使ってみたいなと思ったり。

森山さんの作品はガラッと雰囲気が変わって有機物とか、土器のような感じがして陶器の一般的なイメージを覆してくれる柔軟さと自由さを感じました。

2人を含め同世代が頑張っている姿を見ると自分も頑張らねばと良い刺激になります。

http://www.bunkaplaza.or.jp/jishu/16/works/index.html

2017年仕事始め

あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

高知に移住したこともあり、長距離移動のない年末年始でゆっくりとできました。

年末年始はいつも何冊か本を読むようにしているのですが、今回は「BUSINESS FOR PUNKS」というクラフトビールを製造販売するブリュードッグの創業者による本です。一般的なビジネス書のようはハウツーではなく、自分の中にある信念をどのように表現するかを伝えるような本で、あっという間に読めてしました。

多くの企業が創業後数年に廃業を余儀なくされていく中、荒波をどういう信念で超えていくのかなど、「始めるのはビジネスじゃない。革命戦争だ。」「顧客ではなく、ファンをつくれ」など「お!」っと思うキーワードがたくさんありました。

自分も信念を持ち今年一年、その先数年、数十年を一歩ずつ歩いていきたいと思います!

2016年もお世話になりました

今年も一年共に働いたデスクとMacの掃除をして仕事納め。

高知に移住したり、独立して初の新築物件が竣工したり色々とありました今年ですが、無事に完走。

18歳までを高知で過ごし、15年過ごした関東での時間を経て帰って来て感じる高知はやっぱり全然違うものに見えます。自分の視点が大きく変わり、できることも増えました。

2017年は高知での活動にもどんどん踏み込んで一つずつ積み重ねていきたいと思います。

インプットも大事

今日は主に設計時に使用しているCAD(アプリ)「Vector Works」のWebセミナーを受けました。

手書き図面での図面時代に如何に綺麗な線が描けるようにと修練を積んだように、CADを使う今の時代では常に情報を得て自分の技とする事が大事になってきています。

 

個人的には手書きで書いていた図面を2次元CADで書くのはそろそろ置いておいて、

3Dを作ってそれを2Dに書き出していく「BIM」が近い未来に当たり前になっていくように思います。

効率的ですし、そもそも3Dの設計するのだから3Dでデザインすることは正しいですし、CADを使って設計するという意味が明確にあるからです。

 

とは言えまだまだ使いこなせるまでには道は遠いので、日々ちょっとずつ自分ができる事の領域を増やしていくことが大事かと思っています。

 

本業としての「設計力」や「提案力」を磨くとともにCADを使いこなす「技」も少しずつ磨いています。

 

過去の物件をプロジェクトに追加しました。

一年以上前の物件に竣工していた物件をプロジェクトに追加しました。

店舗設計だったのですが、店舗はその街を豊かにし魅力にできる重要な存在だと思っています。

東京に住んでいるときに住むエリアを決めるときに、自分が好きな店主のいる町や、コミュニケーションの取れる飲み屋があるかなどは重要なポイントでした。

今回携わった物件はともに個人オーナーによる小さな店舗でしたが、そういう小さくても素敵な店舗が点々と街に存在することで

街の魅力が深まっていくのではないかなと思ってます。

良質なストックとなる物件を目指して

良質なストックとなる物件を残していくために、横浜にあるリノベーションをメインに行っている和久環組さんとのコラボレーションして物件をいくつか設計させて頂いています。

和久環組さんとの仕事は中古物件の価値を再確認させて頂くよいきっかけになるとともに、不動産的な視点の大事さを痛感します。

住む人が決まっていない中でいかに物件のポテンシャルを見出して、より良いものとして残していけるか。

難しくもあり、楽しい課題ですが、これも一歩ずつの積み重ねですね。

東京にいる間に設計させて頂いた2物件ともに売れたとの報告が聞けて一安心。